螺旋工房 > 作品一覧 >  くせ 特別編 〜クロスオーバーデスノート〜 元FBI捜査官・南空ナオミ

<デスノートのストーリーを継承しています・・・が、知らなくても楽しめます>

ワタシの名前は羆 孝明。
西ノ旋病院に勤める、臨床心理士・・・

人の心というものは肉体より傷つきやすく治りにくい。
そして肉体と違いどんな症状にも決まった治し方があるわけではない。
ワタシは宇宙にも似た神秘を人の心に感じ今に至る。

外科などのめざましい結果を残せないし、 生活も決して楽ではないが、
ワタシは満足している。
ひとりでもたくさんの人間を救いたいと純粋に願い、志している。




「あぁん! いいのぉ!! すごくおなにぃ気持ちいいのぉ!!!
 レイ! わたしをおいてイカないで! あんんっイク〜」


ドアの前で看護婦と打ち合わせしていると、
部屋の中からまたけたたましい喘ぎ声があがった。

「・・・せんせい・・・ 毎日1時間に1回はああなって・・・ このままでは…」

「わかってる。 いわなくていい・・・」

ワタシは臨床心理士、心の病を取り扱う医者だ。
催眠療法を始めとして心を治す・癒す術(すべ)は持ち合わせている。
が、この患者・南空ナオミに関してはどうすることもできない。

まるで何かにとり憑かれたかのように、
起きている間は約1時間おきにエクスタシーに達するまで自慰行為を繰り返す。
薬を処方し起きている時間を短くし回数を減らそうと試みたが、
そのできなかった分あとでまとめて「する」のでむしろ逆効果になった。

何もできないように体を拘束した事があったが心臓発作が起こった。
なんとか後遺症もなく回復したが、拘束することはそれ以来やっていない。

警察からのお達しもあった。
南空ナオミはどうやらいま世間を騒がせている「連続殺人犯キラ」事件
の関係者らしく、取り扱いを慎重にするように強くいわれている。




高級ホテルに密かに陣取られた「連続殺人犯キラ」捜査本部――

膨大な量の監視モニターを前に会話を交わすふたりの男がいる。

椅子の上に体育座りをしている男は「L」・・・
謎の世界規模の連続殺人事件の犯人を捕まえるために動く探偵だ。
もうひとりそばに立っている男は刑事局長の夜神総一郎。

連続殺人犯キラは顔と名前のわかる人物を
心臓発作で殺すことのできる超能力者だと考えられている。
世界中の名前と顔を知ることのできる凶悪犯が次々と心臓発作で死に、
そう考えられているが、現在でもキラの能力には謎が多い。

キラに迫るものはキラによって葬られてきた。
日本に来てキラを追っていたFBIの捜査官も全員心臓発作で死んだ。

しかし南空ナオミは生き残った・・・

捜査本部のふたりが彼女について話している。


総一郎
「しかし、一般の病院に彼女を預けておくのは危険だと思うんだが・・・」


「・・・彼女は・・・南空ナオミは
 まちがいなくキラの手にかかってああなってしまっています。
 
 彼女は入院してから今までで2度心臓発作にあっています。
 1回目は警察が彼女に接触したとき・・・
 もう1回は彼女の行動を制限したとき・・・」

総一郎
「ああ・・・」


「心臓発作から2度も後遺症もなく生還することは奇跡です。
 つぎにもう一度あったとしたら彼女が無事だという保証はありません。
 これ以上、それが起こる可能性のあることをやるのは危険です。

 それに最初に彼女を診断したヒグマという医師はとても優秀です。
 私が話す前から、すでに「みえない力」の存在を感じていた。
 そして、それを踏まえた上でなんとか彼女を治療しようとしていた。
 彼にすべてを任せるというわけではありませんが、
 しばらくは彼に任せて様子をみるしかありません」

総一郎
「そう・・・か」

  夜神局長はすこし納得できないような顔をしながらも了承してくれた。

  死んでいない以上、キラに繋がる情報を聞きだせる可能性はゼロじゃない。
  しかしあの状態の彼女に私が接触することは危険すぎる。
  キラは死の直前の行動を操れる・・・ 彼女の場合はどうなのだろう。
  キラは死の直前の行動だけでなく、死に方すらも操ることができるのか?

  だとしたら彼女は、
南空ナオミは死ぬ直前の行動としてあのような行動をとっている・・・?

  それともキラは完全なマインドコントロールができるのか・・・?

  発見者は人通り少ない樹海の崖で彼女をみかけ
話しかけても応答が不明瞭だったので不審に思い通報したといっていた。

  どういうことだ?
  もし彼女がキラに操られていたとしたらなぜ死ななかった?
  警察が彼女を保護したとき彼女の抵抗はなかった。
  身体面でも衰弱はしていたものの特に異常はみられなかった。

  しかし、警官がキラに関する質問をしたらいきなり心臓発作が起こった。

  これは彼女が明らかにキラの手にかかっていることを示しているが、
それにも関わらず彼女は死ななかった。
  いままでキラの手にかかったと思われる者の中で生き残ったものはいない。
  心臓発作が起こった者はみな即死している。

  なのに彼女は死ななかった。
  これはどういうことなのだろうか・・・
  彼女が特殊なケースなのか?
  キラの力とはいったい・・・

  いまは・・・ あの医師にかけよう。
  彼にはやってくれそうな「何か」を感じた。




「南空 ナオミさん・・・
 あなたとお話がしたいのですが、よろしいですか?」

「・・・・・・」

相変わらず・・・か。
南空ナオミは「行為」をしていないときは窓の外をみている。
キラに殺されてしまったフィアンセのことを想っているのだろうか・・・
いまは「行為」の済んだ直後だから対話をするならベストの時だ。

「今日はいい天気ですね・・・ 当分いい天気がつづくみたいですよ」

「・・・・・・」

声が聞こえていないわけではない。
現に呼びかけに反応する素振りをみせたりはする。
しかしコミニュケーションとなると入院してから一度たりともうまくいっていない。

キラの殺人行為が報道されたとき世の中に魔法のような力が存在しているのを感じた。

もし彼女がキラに関わってこのような状況に追い込まれてしまったのだとしたら
キラの力は単に人間を心臓麻痺で殺すだけではないということになる。

最初、彼女の行き過ぎた自慰行為は婚約者であったレイ・ペンバーの死を
受け入れることができずに至った、彼女なりの現実からの逃避行為だと考えた。

しかし、彼女の情報を聞く限りではその可能性は薄い。
彼女の元上司でもあった警察の竜崎さんは私と同じくらいの分析能力がある人に思えた。
本来の彼女を知る彼がいうのだから間違いないだろう。

いままで2回起こった心臓発作。
ふたつともまるで「何かのルール」に触れたかのように発生した。
ルールを破ったら彼女が死ぬ。 そんな感じがした。

これからワタシがやる行動はルール違反の行為かもしれない。
しかし、このまま待ってるだけでは彼女はいずれ死んでしまう。
ワタシがやるしか・・・

ボウッ

「・・・ナオミさん。 この炎がみえますか?
 そう、よく見てください・・・
 よく見ていたらだんだん心が落ち着いていきますよ・・・」

催眠術・・・ これで彼女から何か聞き出せたらいいが・・・
ワタシはゆっくりと慎重に慎重に彼女を深い催眠状態に誘導した。

「はい、それではこれからいくつか質問をしますよ・・・」

「・・・」

南空ナオミは無言ながらも小さく頷いた。 催眠状態では反応がある。
精神崩壊を起こしているわけではないのか・・・?

・・・みえない力との戦いにいいようのない緊張を覚える。
心臓発作が・・・ 起こらないことを・・・
これからの行動がルールに違反していないことを・・・ 祈る・・・

「あなたの名前を教えてください」

「南空・・・ ナオミ」

「空をみていましたね。 空をみながら何を考えていましたか?」

「・・・何も考えてない・・・ 考えれない・・・」

考えることができない?

「いまのあなたにとって一番大切なことは何ですか?」

「・・・大切なこと・・・・・・何も・・・」

・・・フィアンセのことでもなければ、与えられた約束でもない。
催眠状態でも・・・心を裸の状態にしても聞き出せないのか・・・?

・・・今日はここまでにしておこう。 何か強い強制力を感じる・・・・・・

「はい、それではこれからワタシが数字を…3つ数え、手を叩きます。
 そうしたらあなたは目覚めます。 いいですね?
 それでは、1・2・・・3 パチンッ!」

ふっと体に力が入り南空ナオミが覚醒したことがわかる。

「レイ!」

覚醒するなり彼女がいきなりワタシの顔をみて嬉しそうにそういう。
おどろくと同時に彼女から初めて「生」を感じ、女としての魅力を感じてしまう。

「ナオミさん?」

「レイッ! 会いたかった! あなたに会いたかった!」

ぎゅうぅうう

苦しいくらいに強く抱き寄せられ彼女はそのまま顔を近づけてくる。

「ちょ・・・ ナオミさん! ふむむ・・・」

小さな抵抗など意味を成さず彼女の思いのままにされてしまう。
唇を重ね舌を絡めあった。

本気で抵抗すればどうにだってなることだが、ここで彼女を突き放すことが
いい判断ではないことぐらい、心を研究している者だったら誰でもわかることだろう。

「んんっ レイ! 会いたかった!! レイッ!!!」

「・・・ナオミ!」

ワタシは自分にいいわけをしながら、彼女の…ナオミの望む人物になることにした。

「あぁレイ! もっとあたしの名前を呼んで!! レイ!」

お互いの存在を確かめ離れていた時間を埋め合わせるかのごとく激しく抱き合う。

彼女の・・・ 南空ナオミの心の隙間を埋められるのならワタシは・・・

「クチュクチュ・・・ んんむ・・・ あぁレイ!!」

ワタシはナオミに引き込まれてそのままベットに倒れる。
顔立ちのきれいな女だと思ってたが
こうも情熱的に抱きしめられると本気でほれてしまいそうになる。

「ナオミッ!!」

ワタシは欲望のままに南空ナオミの体をむさぼる。
病院服の下に手をはわせそのまま下着ごと脱がしてしまう。
やせほそってはいるものの十分に色香を放つ乳房があらわになる。

「あぁン!」

ワタシは野生のままに現れた魅力的なエサにしゃぶりつくす。
そして両手で体中を撫で回し、そのまま下を覆うものも取り去る。

彼女が自慰行為にふけっていたとき、看護婦の手前
ほとんど視線を彼女に合わせなかったが声だけでワタシは十分に興奮していた。

かねてからナオミの一番魅力だと思っていたヒップを堪能するため
そのままナオミの体をひっくり返し後背位の姿勢をとる。

「あぁ、レイ!! うしろから突いて!!!」

ゆっくりとペニスを膣口にあてがい、肉棒を生暖かい膣道に侵入さていく。
ナオミの「中」の温度がペニスを包み込む・・・
十分すぎるほどに濡れていたソコはペニスを押し進めるたびにヌチュルと音をたてる。

下腹部が密着するまで挿入するとやわらかいヒップの感触を体で感じられる。
両手で気持ちのいいお尻を撫で回しながら、腰をゆっくりとストロークする。

「あぁあ! レイ! 待ってたの!
 あなたにこうされるのを・・・」


「ナオミッ!!」

しばらくヒップを味わいながらゆっくりとナオミを責める。
そして、ストロークを次第に強めていくとナオミもシンクロして腰を激しく動かす。

「あぁ! いいのぉ! レイ・・・ レイッ!」

ナオミのアソコからは愛液があふれ出し、ベットに零れ落ちる。
肉棒で突くたびに散る、愛液のしぶきはとても淫靡だ。

「あぁん!! いくっ! いっちゃう!! ひあっ」

ピクンピクンと小刻みにナオミの体が跳ねる。
ベットの取っ手をつかみながら体を震わせ、大きなお尻がぷるぷると揺れる。

しばらく待っていると、ナオミが肉棒を引き抜き、こちらを向く。
そしてペニスを手でしごきながら見上げてくる。

「レイ・・・ 今度は私がイカせてあげる・・・」

「うくぁ・・・!」

ナオミはそういうと、ペニスを一気に口、深々と咥え込む。
ペニスが口腔の奥に当たり、奥から吹き上げられてるナオミの熱っぽい息が感じられる。
ナオミの生暖かい唾液がペニスを包みこむ。

「ん・・・ ジュルル・・・ クチュクチュ・・・
 あぁレイ・・・ こんなに大きくして・・・クチュ ん」


愛しそうに口と手を存分に使ってワタシのペニスを責め立てる。
口に頬張られたに肉棒を懸命に顔をストロークさせて慰めるナオミはあまりにも妖艶だ。
肉棒は時にナオミの頬を膨らませ、時に口腔に栓をする。

「ぁう・・・」

ナオミの情熱的なフェラチオにワタシは達しそうになる。
端正の取れた顔立ちをフェラチオで歪ませている光景はあまりにも甘美だ。

「レイ 好きなところでいっていいのよ?
 このままいきたいの? それとも顔にかけたい?」


「か、顔に・・・」

「あぁ、レイ! レイの情熱で私の顔を占領してッ!!」

ドピュッピュルル

すごい速さでペニスをしごかれ、それの先端を舐められ、ワタシは達した。
白濁の粘液がナオミの舌・鼻、そして顔全体へ吐き出される。

「あぁ、熱いの! 熱いのがっ!! ハァむ…ん」

精液を顔で感じた後、ナオミがペニスを再び口に含み尿道に残った液体を吸出す。
最後の一滴まで搾り出そうとナオミは吸い上げるために頬をへこませ、顔を歪ませる。
利口で芯の強そうな女はキラによって壊され、こんなことになってしまったのだろうか・・・

信じられないナオミの乱れっぷりにワタシは自分のナニが再び硬くなるのを感じた。
・・・できればずっと・・・精力尽きるまでナオミの相手をしたいが、
そろそろ仕事に戻らねば怪しまれる。
目先の欲望のために職場を失うわけにはいかない。
ワタシはナオミに少し睡眠薬を含んだ鎮静剤を投与し寝かせた後、部屋をあとにした。




捜査本部にてひとりで監視モニターをみているL ―――

「わかってます・・・ ヒグマさん・・・ これは彼女の心のバランスを守るため・・・」

そういうとLは親指の爪を噛んだ。彼の「くせ」である・・・



ナオミに仕掛けられたキラによるマインドコントロール。
彼らがその謎の答えに到達することはあるのだろうか・・・
連続殺人犯キラと彼らの戦いはこのあともつづく・・・・・・


<つづく>  

原作を読めばおもしろさは3倍!?



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